2018年、大谷翔平選手が海を渡り、メジャーリーグに挑戦することとなった!
多くの注目が集まる中、大谷翔平選手を獲得した球団とは?そして、どんなチームなのか?
そして、そのチームでの大谷翔平選手の役割とは?大谷翔平選手の加入でメジャー球界が大きく変わる!?

 

 

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大谷翔平選手、ついにメジャー挑戦!

 

大谷翔平選手がついに、メジャーリーグに挑戦します!

大谷翔平選手がメジャーに移籍するタイミングになって、
新労使協定というルールになり、25歳までは契約金に限度を設けられたことにより、資金源のある球団以外にも良い選手を獲得できる機会が増え、球団としても、選手としても良い条件になりました。(ただし、選手の年俸は25歳まで上がりにくくなりました。)

 

メジャーの各球団からしたら、大谷翔平選手は大注目されており、資金力のない球団にも獲得のチャンスが舞い降りてきたのです。

 

そんな中、大谷翔平選手が数ある球団から選んだ球団とは?

 

数あるメジャー球団の中から、大谷翔平選手が選んだ球団は、

 

ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム

 

 

 

ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムとは、どんな球団??

 

1961年にアメリカンリーグの球団数拡張によって誕生した球団。
球団名の由来は、ロサンゼルスの地名の由来である「天使たち=the angels」に由来している。
ロサンゼルスの郊外・アナハイム市に球場「エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム」がある。

 

1997年から2005年まではウォルト・ディズニー社が経営に携わっていた。2002年のワールドシリーズ初制覇時の優勝パレードは、同じアナハイムにあるディズニーランドで行われた。

 

本拠地「エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム」は、現在アメリカンリーグ最古の球場で、ラリー・モンキーと呼ばれる猿が名物となっている。

 

2003年から2009年まで地区優勝を4回果たすなど、黄金期が到来していた。

 

日本人ではかつて長谷川滋利松井秀喜高橋尚成が所属していた。

 

チーム名

ロサンゼルス・エンゼルス(1961年-1965年)
カリフォルニア・エンゼルス(196年-1996年)
アナハイム・エンゼルス(1997年-2004年)
ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム(2005年-)

 

優勝回数

ワールドシリーズ 1回
リーグ優勝 1回
地区優勝 8回
ワイルドカード 1回

 

2017年の戦績

2017年はア・リーグ西地区2位につけたものの80勝82敗(勝率.494)で二年連続の負け越しを記録し、地区優勝したアストロズからは21ゲームもの差を付けられた。
それでも昨年の74勝88敗(.457)から6勝も上積みしたのだが、ワイルドカード争いでは1位ヤンキースに11ゲーム、2位ツインズにも5ゲーム差を付けられてたため、
ポストシーズン進出をかけて戦った印象も薄い。

 

 

大谷翔平選手はなぜ、エンゼルスを選んだのか?

 

正確な理由は不明(笑)

 

なのだが、メジャーの記者の中では西海岸で指名打者(DH)制があるマリナーズとエンゼルスが最終候補だったのではないかと推測する。

 

「西海岸は日本から近くて気候もいいし、東海岸と比べてメディアのプレッシャーも少ない。最後はどっちのチームといいミーティングができたかで決まったんだと思う」

 

エンゼルスの本拠地は、ロサンゼルスのダウンタウンから50キロほど離れたオレンジ郡アナハイム市にある。

オレンジ郡は全米で最も気候がいい場所の一つと言われている。夏は暑くても30度くらいで湿気はほとんどない。
冬でも昼間は20度以上になるので、ほぼ一年中Tシャツと短パンで過ごすことができる

 

アナハイムのある郡北部は所狭しと家や商業施設が乱立するが、南部には計画して作られた緑豊かな住宅街が広がる。海沿いは高級リゾート地として知られ、お金持ちやプロバスケットボールNBAのスーパースターだったコービー・ブライアントのような有名人が住んでいる。

 

マツダや三菱自動車などの日本企業がオフィスを構えているため、日系人のみならず駐在員も多い。なので日系スーパーや寿司屋はもちろん、ラーメンや居酒屋まで日本食には不自由しない

 

かつてエンゼルスでプレーしていた高橋尚成氏は、ロサンゼルスよりも空気がきれいで落ちついているオレンジ郡が、今まで生きていた中で最も暮らしやすかった場所だと話していた。5年前に東京から移住してきた私の妻も同感で、オレンジ郡から離れたくないと言っている。

 

こうした恵まれた気候や生活環境が大谷翔平選手の選択に影響を与えたとしても不思議ではない。

 

大谷翔平のメジャー契約金が安いのはなぜ?

大谷翔平選手のエンゼルスでの役割

 

大谷翔平選手が、注目されている最大の要因が、

 

投打の二刀流

      
 

通常、メジャーリーグでは、先発を5人を中4日でまわしている。

 

MLBは先発投手5人でローテーションを組みシーズンを戦う。
試合のない日が少ないアメリカの場合は、結果的に先発投手は多くの登板を中4日で迎えることになる。
100球をメドにした交代も、ある意味ハードなシーズンを考えてのこと。

過去に、球数とピッチングの内容、故障の発生率を集計、比較した結果も合わせて生まれた“基準”である。

 

難しいのは、MLBには先発投手を5人で回さなければならない、MLBならではの“事情”があることである。それは、“選手枠”の問題である。

 

日米ともに一軍(メジャー)の試合に出場できる選手は25人と決められている。

しかし、日本は28名登録可能で、そのなかから25人がベンチ入りする方式をとっている。
先発投手が翌日のベンチ入りを外れて休養できる、いわゆる“あがり”ができるのも、このシステムがあるからだ。

 

対してアメリカは、登録も原則として25人のみ

もし、このルールのなかで先発投手を増やすとなると、リリーフ投手か野手の登録人数をひとり減らすか、あるいは登録選手の枠を25人以上に増やす必要がある。

前者は戦術上大きな決断となり、現代野球を考えると特にリリーフ投手が減るのは大きな痛手となる。

仮に先発投手の球数制限をなくしても、一部のトップクラスの投手を除けば、完投が期待できる投手はグッと減る(そもそも、現代のMLBは先発投手不足という見方もある)。

だが、この基準により、昨今のメジャーの投手の中では、ひじや肩の手術をする選手が続出している現実もある

 

ここに、
大谷翔平選手の加入は、大きな一石を投じることになる。

 

先発投手6人制、中5日

 

というローテーションを組むことが可能になるからだ。

 

投手で出場した後に、野手もしくはDHで打者として出場する。

そうすることで、25人という選手枠を保ちながら、先発投手6人を確保することができる

 

これは、新しいトレンドになりうる。

 

なので、大谷翔平選手への期待はとても大きなものとなってくる。

 

 

大谷翔平選手の身体のケアにおいて大切な人

 

日本の野球よりもハードな、メジャーリーグ!

そこで大切なのが、

 

身体のケア。

 

その点においては、
エンゼルスには寺田庸一さんという日本人トレーナーがいます。

元々は高橋尚成元投手が移籍してきた際にエンゼルスと契約したのですが、
高橋元投手が移籍しても現場の選手から「優秀なトレーナーやから残ってくれ」と打診されたような実績と実力のあるトレーナーです。

その寺田庸一さんに大谷翔平選手の印象を聞いた記事がありました。

 

 

「日本人選手がメジャーで活躍するには、適応力が大事だと思っています。
米国と日本では違うことが絶対にある。例えば「日本はこうだった」と言ってしまうと、全ての歯車が狂ってしまう。
まだ短い期間ですが、大谷選手には「米国だから違って当たり前」と受け入れる心の広さ、おおらかさを感じます。そこが感心したところです。

 

ほぼ毎日、体を見させてもらっていますが、自分の体の状態をすごく理解している。
投球、打撃で体の張るところ、負担のかかるところが決まってきますが、自分で分かっているので、こちらとしてもやりやすい。
ちなみに大谷選手の体は(他の選手に比べ)柔らかい方です。硬いところもありますが、可動域も含めて肩回りは柔らかいです。

 

オープン戦で打てなかった時は悔しそうでしたけど、「オレはダメだ」と顔には出さなかった。
打席ごとの気持ちの切り替えもできていた気がします。礼儀正しい、普通の23歳。
まだ大谷選手と一緒になって2か月しかたってませんが、エンゼルスを浮上させるために私も頑張っていきたいです。」

 

まとめ

 

・大谷翔平選手がメジャー移籍した球団は、ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム。

・新労使協定により、資金力のない球団にも、大谷翔平選手の獲得チャンスがあった。

・一年中、半そで短パンですごせるくらい快適な環境。

・大谷翔平選手の二刀流により、先発6人・中5日制が可能になる!

・過去に、高橋尚成元投手が在籍していた時からエンゼルスと契約している寺田庸一さんという優秀なトレーナーがいる。

 

環境的にはとても整っている、ロサンゼルス・エンゼルス。

優勝からは遠ざかっているため、今回の大谷翔平選手の移籍により、一気に優勝常連チームになってほしいですね!

 

 

以上、「大谷翔平が移籍したメジャー球団はどこ?エンゼルスってどんなチーム?」でした。

本日もお読みいただきありがとうございます。

 

 

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